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発達障害とは?発達障害の原因・分類・特徴について

福岡県粕屋郡

放課後等デイサービス ぱれっとぷらす

スバロイェンです(*^-^*)

 

わたしの甥っ子は保育園に通っているときに『発達障害』だと診断されました。

通っていた保育園の先生と私の母が友人だったこともあり、

保育園の先生から

「〇〇君一度発達障害の検査受けた方がいいと思う。」

とすすめられ

私と母は

「えー。〇〇が発達障害?どこが?子供ってこんなものじゃない?

元気な方がいいよね。落ち着きあるほうがびっくりするよね・・・」

と言っていたのを今でも覚えています。

私にとっては初めての甥っ子。母にとっては初孫。

可愛くてかわいくて毎日会ったり、泊まりに来たり、遊んだりしていたので

まさか甥っ子が発達障害なんて・・・とはじめは受け入れませんでした。

 

でもそれは私に『発達障害』の知識が全くなかったから。

結局ちゃんと検査を受けてみると『発達障害(アスペルガー)』と診断されました。

ただ検査を受けて良かったな・・・と思ったのは、アスペルガーの子供に対しての親や周りの人たちの

対応を教えてもらえた点でした。

そしてたまたま通っていた小学校に専門にサポートしてくれる先生がいたことも良かったようです。

 

私は『発達障害』を知ることにより、家族や周りの適切なサポートが大切だと心から思っています。

 

それではまず初めに

 

 

『発達障害』とは?

発達障害とは、生まれる前からの脳機能障害が原因で子供のころに生じる発達のおくれです。

・言葉を覚えるのが遅い

・強いこだわりがある

・落ち着きがない

・なんでも覚えるのが早い

発達障害は、症状の特徴によりいくつかに分類されますが、

いくつかの発達障害・精神障害・知的障害を合併することもあります。

『発達障害』の原因

発達障害の原因は脳機能の障害とされていますが、

なぜ脳機能障害が起こるのかということは、はっきりとしていません。

わが子の発達障害が発覚して、自分を責めてしまう母親もいますが、

しつけや育て方、環境などが原因ではなく脳の機能障害です。

 

 

『発達障害』の分類と特徴

発達障害の特徴は、生まれる前の障害だということ。

赤ちゃんのときには分かりにくく、少しづつ子供が成長にするにつれて他の子どもの成長にくらべると

発達が少しおそいかも?と思うようになることが多いです。

主に

■自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害)

■学習障害(LD)

■注意欠陥多動性障害

の3種類に分類されています。

※自閉症やアスペルガー症候群は広汎性発達障害に含まれます。

①自閉症スペクトム障害(広汎性発達障害)

 

・自閉症

・アスペルガー症候群
広汎性発達障害の主な症状として

 

・社会性・対人関係の障害

・コミュニケーションや言葉の発達の遅れ

・行動と興味の偏り

があります。

 

広汎性発達障害の中でも特に自閉症やアスペルガー症候群がよく知られていますが、

自閉症の多くが知的障害を伴うのに対して、

アスペルガー症候群は言葉の発達の遅れが伴わない「知的障害のない自閉症」と言われています。

 

 

②学習障害(LD)

知的な発達に遅れがない場合が多く、聞く・読む・書く・計算するなどの能力の一つ

またはいくつかを身につけることに困難が生じます。

全体的に知的の遅れがなく特定の学習能力だけなので、努力不足を勘違いされることもあります。

 

 

③注意欠陥多動性障害(ADHD)

・特長には不注意(集中力がない)

・他動性(じっとすることができない)

・衝動性(善悪を判断せずに行動してしまう)などがあります。

・忘れ物が多い

 

発達障害の症状には個人差があり、成長するにつれて症状が変わることもあるので一生同じ症状が

続くとうことではありません。

 

 

理解の重要性と二次障害

発達障害を持つ人には、適切なサポートが必要です。

適切に対処しなければ悪影響を及ぼし、症状が悪くなったり、二次障害を引き起こしたりしてしまいます。

二次障害には、周囲からの誤解や不適切な対応による、

・自信の喪失

・不登校

・ひきこもり

・うつ状態

などがあります。

二次障害は、周囲の対応や環境によって生じる障害です。

 

 

『発達障害』のサポートとは?

人間は子供から大人になるまでに沢山の影響を受けながら育っていきます。

発達障害の人も、また同じように影響を受けながら育っていきます。

療育はその人の持っている力を引き出し、

充実した生活を送れるようにするための援助であり、社会的な自立への支援でもあります。

無理に何かが出来るように訓練したり、症状の改善のために何かをしたりするのではありません。

その人に合わせたサポートを総合的に行っていくのです。

無理やりやらせるようなことは逆効果となってしまいます。

その人が

「生活しやすくなるためにどうしたら良いか」

「どんな力を持っていて、どう伸ばしていけば良いのか」

などを、考えてサポートしてあげることが大切です。

 

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